カリフォルニアの住宅には様々な形態があり、ここではそれぞれの違いと特徴、購入する際の注意すべきポイントをお伝えします。
1.戸建て
いわゆる一軒家です。隣接した他の土地には塀で仕切られており、各自下水道、水道、ガス・電気のメーターが設置されています。一番自由度の高い(リモデルや家の使用に関して)物件形態ですが、地域によりCC&Rつまり地域の決まり事によって縛られます。CC&Rには例えば、後ろの家のVIEWを遮るような増築をしてはならない、など色々な決まりごとがありますので、購入前に注意が必要です。
2.戸建てーPUDプランドユニットデベロップメント
戸建ての中にも集合住宅のような形態をPUDと呼びます。大きな違いは自治団体であるHOA(管理組合)が存在し、家の管理や庭の管理など細かな決まりごとがあるという点、そして毎月HOAの費用を支払う必要があります。一般的にはFRONT YARDやCOMMON AREAの掃除、草刈りなどはHOAが雇っているLANDSCAPING会社が管理してくれ、プールやジム、共有施設、ゲートがあるPUDもあります。
3.タウンハウス
PUDやコンドミニアムと同じ形態ですが、物件が横で壁を共有している形が一般的です。サンディエゴではガレージが付随しているものが多いです。タウンハウスもHOAが存在し、細かくルールが決められています。
4.ツインホーム
いわゆる二つの家が隣り合わせになっている形態です。壁一枚で隣と隣接しており、タウンハウスやコンドミニアムよりもプライベートがあります。
5.コンドミニアム
いわゆる集合住宅で、通常横、また上下に物件が隣接します。ダウンタウンの周りでは高層ビルが多く、その他郊外では2階建てから4階建てが多くなります。駐車場は屋根付きと屋根がついていないもの、稀にガレージもあります。規約が制約が多く、プライバシ―も少ない、アパートのような形の物件になります。