家のインスペクションーアメリカで家を購入する場合、圧倒的に中古物件を選択せざる負えない状況がほとんどですが、その際に注意すべきポイント、インスペクターの選び方をお話しします。
インスペクターの選びかた
全てがそうとは限りませんが、YELPなどの評価は参考になるものが多いです。よいREVIEWが載っているインスペクターを選びましょう。また屋根に上って屋根をチェックしてくれる。そして最近では目に見えない配管、湿気を探知してくれる機械もありますので、そちらも重要です。不動産エージェントもたくさんのインスペクターを知っていますので利用しましょう。
水漏れ・カビ
物件に入ってカビ臭いにおいや水のにおいがしたら、どこかで水漏れが発生している可能性が高いです。水道管・配水管、シンクの下を見てみましょう。また天井から雨漏りしている場合は、屋根の一部が壊れている可能性が高いです。
ファウンデーション(家の基礎工事)
家の基礎工事がしっかりしていない場合やその地域の土壌が柔らかい場合は、コンクリートにひびが入ったり、地盤そのものがずれている可能性があります。絨毯やフローリングに阻まれて中々、探知しにくい部分ですが、床がゆがんでいるような気がしたり、ボールを落とすと転がったりなど、検査できる場合もあります。家の周りのコンクリートにひびが入っていないかもよく見てみましょう。
電気系統
エレクトリックパネルが古すぎないかをまずチェックしましょう。エレクトリックパネル自体はそれほど古いものではありませんが、やはりひと工事必要です。電気の配線については一つ一つ確かめるのは不可能ですが、アウトレットを確認することは可能です。
暖房・冷房
暖房の機器は古くなっていることが多く、古いものほど、注意が必要です。また冷房も寿命があるので、必ずどちらも動くかどうか確認しましょう。またVENTの掃除もお勧めします。
プール
プールも古いものは壊れている場合が多く、注意が必要です。特にフィルター関係、浄水機器が壊れていることが多いようです。
シロアリ・虫・ネズミ
専門のインスペクターTermite Inspectorに必ず見てもらいましょう。かなりの確率でサンディエゴの家にはシロアリが存在します。その際、駆除は必ず大家にしてもらいましょう。シロアリの被害に伴う、木造部分の修理は買い手が支払う場合が多いです。その他、ネズミやアリなども多くみられます。